トンデモ本の世界W

と学会の新刊。


まぁ、と学会の本は、アルファベットの付いている、従来の紹介本・解説本である「トンデモ本の世界」シリーズと。
色の名前がついている、例会・トンデモ本大賞のイベントのレポートからなる「と学会年鑑」シリーズの二つが大きく分けて在るのですが。
今回はアルファベットのW。
2人で1人の仮面ライダーみたいなタイミングです(笑)。


まぁ、偶然なんですけどね。(Q)RSTUVと来てのWですから。
しかし、このままだと、あと三冊でシリーズが終わってしまうのか、それとも別の識別子が付くのかは、まだ当分先のことでしょうが。

トンデモ本の世界 W

トンデモ本の世界 W

今回も、

1章 陰謀系
2章 オカルト系
3章 トンデモ科学系
4章 超能力系
5章 サブカル
6章 歴史系
7章 小説・フィクション系
8章 トンデモ本温故知新

と、28作が紹介。


うち、小説・フィクション系が7作は、珍しいバランスかもしれない。


とは言え。
じっくり熟成された最初の二作に比べると、小粒感は否めない。
続編的なポジションのものだとか、年鑑のほうで既に触れられているものだとか、どうしてもそうなってしまう。


今回は、志水氏の死去。それから鳩山政権発足にあわせて、このタイミングという意味合いがあったのかもしれない。
逆に、XYZの後三作というところで一旦、キリをつけるのもいいのかもしれないなぁ。