マージナル・ライダー(1)
先月の「たのだん」完結を受けて、新シリーズ始動。
抜かりありません。
ソード・ワールド2.0リプレイ マージナル・ライダー(1) (富士見ドラゴン・ブック)
- 作者: グループSNE,田中公侍,楡
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2009/09/19
- メディア: 文庫
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「買わないと一生ファンブルだぞ」
……うわー、縁起でもない(笑)。
今回の新シリーズでは、明確に新たなコンセプトを打ち出してます。
一つは、後半で追加されたクラスを扱うこと。
主人公のラファルは、当初よりライダー技能を指定されていますし、その相方の片割れナハトはアルケミストがメインになっています。
そしてもう一つは、「冒険者の店」をフィーチャーすること。
職業斡旋所的な「冒険者の店」、今回は三名をコアメンバーとし、そこに冒険者の店で出会うメンバーを加えることで「冒険者の店」の運営面、人材面を表現するコンセプトになってます。
実際、最初の一話は冒険者の店に至る前ですので、三名での冒険となっていますが。
第二話では指導的なポジションでリルドラケンのプリースト、ルシアスが、第三話では更にエルフのマギテック/シューターのセレスが加わります。
後者のサポート役はいずれも、「冒険者の店」の先輩という役どころなので、コアメンバーの三名よりもレベルが上となってます。
そう言えば、旧作原作のソード・ワールドPCやSFCなどのコンピュータゲームは、このようにコアメンバーにゲスト枠を加えたりしながら冒険するスタイルでした。少し、懐かしい気がします。
さて、リーゼン地方、竜の国デュボールという新たな舞台を、これから僕たちの前に広げて行ってくれる新シリーズ。
イラストも、リルドラケンのルシアスだけは妙に人間っぽ過ぎてビミョウな気もしますが(笑)、表紙や口絵の馬やドラゴンを見る限りは、悪くない感じです。
イラストも少女漫画っぽいので、ちょっとWaltz的なポジションを期待……いや、アレは特殊な例か(笑)。