ドラゴンランス(1)廃都の黒竜(上)

TRPG関連書籍としては不朽の名作、ドラゴンランス戦記が装い新たに「角川つばさ文庫」に登場。
小学校高学年対象。

ドラゴンランス 1 廃都の黒竜 (上) (角川つばさ文庫)

ドラゴンランス 1 廃都の黒竜 (上) (角川つばさ文庫)

をを、「ホビットの冒険」と並べろと言うことですね!
訳は新しくなっているようです。
そして、児童向けに平仮名に開いてあります。
冒頭で〈憩いの我が家〉帝を、「酒場」ではなく「居酒屋」と表現しているのは、ちょっとビミョウな気がしました(笑)。
オティックの揚げジャガが「はい、よろこんで〜!」と運ばれてくる気がしちゃいます(笑)。


イラストはありがちな、今風なイラストになっています。
女性を中心に、キャラクターは描けているようですが、モンスターがオブジェクトは今ひとつです。
ただ、雰囲気を出そうとしている点はうまくいっていて、トータルではワリといい印象です。
第1巻「廃都の黒竜」が、これで上下巻。
ということは、全12巻になるのかな。
ホビットの冒険」よりも「ナルニア国物語」よりも長い作品と言うことになりますね。


僕は小学三年生の時分に読んだ「ホビットの冒険」でファンタジーに目覚めた手合い。
もし、自分が今の時代に小学生だったら、ゼッタイに読みたい一冊です。