なんて素敵にジャパネスク 人妻編(6)

人妻編……ナンか大声で言いづらいなぁ(笑)。
帥の宮編。
大詰めです。


原作小説のほうでは、あと1冊でしたっけ。2冊でしたっけ。
ちょっとジャパネスクは書棚に埋まってしまっていて確認することができません。*1
コミックスにすると、あと1〜2巻ですね。
……これでジャパネスクも終わりかと思うと、一抹の寂しさが胸を過ぎります。


個人的には。帥の宮編はどうしても、鷹男編や吉野の君編に比べると、盛り上がりに欠けるな、という印象があるのですが。
ええ、具体的には、瑠璃姫のアバレっぷりが(笑)。
それでも、しみじみといい話です。
なんて素敵にジャパネスク」は、初出は1981年。相当古い世代の読んでいた話です。*2
今回の、表紙改訂版の発売、人妻編の再開で、今の新しい読者層に、本当にぜひ、読んでもらいたい。
……あと、アニメ化とかして欲しいなぁ(笑)。
再ドラマ化は…………(苦笑)。


以前にも述べましたが。
個人的には、ジャパネスクは、ここで終わりだと思っていません。
話の区切りはついていますが、やっぱり高彬と瑠璃の話は、高彬がもう少し安定した出世をして、瑠璃姫に子供が生まれて。*3そうしてハッピーエンドを迎えるような気がしています。
氷室女史の逝去により、それは叶わぬ夢となってしまったのですが。
こちらのコミックス版。
かなり原作に忠実なワケですが……そんな終幕を、エピローグとしての1〜2ページでいいから、見せてほしいなぁ、なんて思ったりして。


でも、それって賛否両論になりますよね(苦笑)。
原作モノは難しいなぁ。

*1:表紙改訂版を買っていないので、古い地層に埋まっていまして(笑)。買うしかないか!(笑)

*2:当時、中学生で読んでいた方が、40〜42歳程度。もはや二世代が読む作品になってます。

*3:ナンとなく、二人の間に生まれるのは瑠璃にそっくりな娘だというイメージがあります。僕だけでしょうか……