神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS(4)

ほー。


ナンというか、個人的には一番どーでもいい巻かも(笑)。


「嘆きの異邦人」が動き出して、緊迫した最中……だと思うんですが、その辺の話はあまり進展せず。
まぁ、情緒的なことを言えば。
フォロンとコーティカルテの心の交流があったり、とか。
授業風景から、神曲の何たるか、が描かれたり、とか。
重要ではあったりするんだけど……ちょっと長いかな(笑)。それだけで1冊になっちゃうのは(苦笑)。


短篇のほうも、ミゼルドリットの話だし。
ミゼルドリットについてはジェラス・クリムゾンとエイディング・クリムゾンでさくっと説明されているから、ちょっと今更感があるしなぁ。
目新しいものが、ない。
そういう感じである。


なんだろう。言うなれば……ハンバーグ弁当の、ハンバーグの下に敷いてあるパスタみたいな、そんな一冊です。
なきゃ、ないで寂しいんだろうケドね(苦笑)。