神曲奏界ポリフォニカ メモリーズ・ホワイト

過去篇がひと段落。
……まぁ、ホワイト自体が過去の話なので、ややこしいですが(笑)。

神曲奏界ポリフォニカ メモリーズ・ホワイト (GA文庫)

神曲奏界ポリフォニカ メモリーズ・ホワイト (GA文庫)

この話は。キネティックノベルで描かれた話なので、ネットの海を渡っているとあちこちで既にネタバレしている部分もあるんですが。


とうとう、過去篇の元凶である「あの存在」が登場。
それから精霊島に縁深い「あれ」のナニも登場。
そして、過去篇のメインイヴェントであるマーヴェラス学院長とリシュリーの事件が、歴史どおり道を進める。
……とは言え。
実は何も始まっていないし、何も終わっていない。
神曲炎帝の紋章」の出自がわかった、という程度に過ぎない。
それによって引き起こされる、恐らく「精霊島の墜落」への物語の、いまは折り返し地点って感じだなぁ。*1
この過去篇では、スノウやジョッシュたちが精霊との関係を、絆を見つめなおす話なのだ。


でも、これでホワイトのキネティックノベル分の文庫化は終わったのかな。
http://kur-mar-ter.product.co.jp/amedeo/product/porishiro/index.html
この辺を見ると、内容はこの過去篇だけっぽいけど。
ここで終わったんだとすると、ちょっと生殺しだなぁ(笑)。

*1:実際、後書きで「折り返し地点」と言及されている。