Role&Roll vol.56

Role&Roll Vol.56

Role&Roll Vol.56

Role&Roll最新号。
表紙を見たときは、「この表紙のキャラクターは、Vol.31のT&T特集号のキャラクター! まさか、まだT&Tに脚光が!!」とほのかな期待を抱きましたが。
そんな事実はありませんでした(涙)。


特集は、「ゲームマスターをやろう!2009」。
執筆はRole&Roll編集部。
以前、サークル内で偽名疑惑が発生した(笑)ライターの森水鷲葉さんじゃないのか。なかなかいい記事を書く方だったんですけどね。
まぁ、りゅうたまのスタッフやってらっしゃるようなので、難しいのかな。
内容的には、シナリオを読んだり作ったりして準備して、実際にマスタリングを行うときの注意事項など。
カジュアルプレイとかコンベンションとかに特に特化したわけではなく、スタンダードな記事で6ページにまとめたところが好感が持てます。


その他の内容としては、定番の連載以外は。
ゲヘナが、『幻洋綺譚』の舞台、ファーユの海の近海ガイド。そういや『幻洋綺譚』、まだ買ってなかったなぁ(苦笑)。
エムブリオマシンが、『練兵都市』の学園を舞台にしたミニシナリオ。
シルバーレインが、前回の続きのナンだか見ごたえのしない戦闘解説記事の第2回。
セイクリッド・ドラグーンが、まるでカオスフレアのような(笑)シナリオと追加データの編成。


そして、新作のダークブレイズ、シノビガミフレイムギアがそれぞれ記事があります。
ダークブレイズ。
戦車物ということで、今、アニメがやっている「戦場のヴァルキュリア」みたいな戦争物だと思えば。予想はまったく斜め上を行きまして。
戦車(シャーウッド)のイメージは、「ハウルの動く城」。
背景世界的には、ダークブレイズ汚染と言う腐海に沈む町々を見て回る、いわばユパ様のような(笑)。
宮崎アニメチックとも言えます。
後は、キャッチコピーに「生きろ!」とか入れてみたら、売れるんじゃないだろうか……(嘘)。


シノビガミは……
期待してたのは、どう考えても、ハチャメチャ忍法アクションRPGじゃないですか。

シノビガミはギャグなしで行こうと思う」

あえて近い作品を挙げるとするなら『BEAST BIND 魔獣の絆R.P.G』だろうか

とか。
驚愕の台詞が、ポンポンと。
イメージとしては、アレかな。『ヴァンパイア・ザ・マスカレード』みたく、流派に分かれて暗闘を繰り広げる、とかそういう渋い話になるのかな。
それはそれで趣味だけど、となると世界観勝負なんだよな。
ここで示された流派を見る限り、そこはあんまり僕の好みじゃない感じ。


そして、フレイムギア
これまで華麗にスルーして来たんですが……高平鳴海、霧岳朔夜とスタジオ因果横暴。
どう考えても、アレじゃないですか(失笑)。
極めてニッチなタッグであり、もう「金は稼ぎたくない」と言っているとしか思えないワケで(笑)。
宇宙人の襲来、それに対抗すべく魔術結社・地底人・月の人類・異次元軍団・謎の秘密結社が次々と顕在化。
遅ればせながら、国連軍がロボットを運用します。
と……
混ぜすぎだ!(笑)
涼宮ハルヒだって、もう少し節度を持つと思うぞ(苦笑)。
しかし、今回のタイトル横にも飾られている国連側のメイン普及機【スタンダード】。こいつには期待が持てる!
リアルロボット・スーパーロボット混在の中、この名前負けしない「ジムっ面」!(笑) これ以上どうスタンダードたれと言うのか!
本当に、これだけで期待が持てる。