世界の卵

カオスフレア second chapterのリプレイ第一弾。

Role&Roll誌上に開催された「世界の卵」と、その続編「胡蝶の夢」の二編が掲載。


やはり気になるのは、Role&Roll誌の紹介記事で掲載されたときに驚いた。
合鴨ひろゆきがイラストに戻っているよ。
という点だったのですが。
裏表紙と、中身を確認して一安心。
合鴨ひろゆきは表紙だけで、中身のイラストは連載同様、渋沢佳奈が手がけています。
……まぁ、そうしないとPC1とイラストレーター兼任というプリプレイ時の会話が成り立たなくなっちゃいますからね。


その結果、マーキュリーがチェーンソーに持ち帰られていたら、渋沢佳奈のゲーマーぶりを大絶賛するところだったんですが(笑)。
そんな大惨事は起こりませんでした。


これは、アレですね。
表紙は本家本元のイラストレーターか、セルタッチで売れている人を使って、中のイラストは別人が描くという……
MAGIUSの時によく見かけた手法(笑)。
そんな手法は継承しなくて結構ですが。
まぁ、カラーに向いている人、モノクロに向いている人はいますから、住み分け、使い分けは重要かと思います。*1


内容は、典型的なカオスフレアで始まった「世界の卵」。
この話の中で、フォーリナーの2人が地球に戻ってしまったので、「胡蝶の夢」は、カオスフレアでありながら、「地球の話」であるという変化球。
それをちゃーんとカオスフレア的に、テオスの悪巧み、異世界からの侵略者。というところに落とし込んでいるのが流石。


ナンていうのか、「ふしぎ遊戯」で始まって、「ダークグリーン」で終わったというような印象なんですが。
再現力では、カオスフレアに勝るものはないなぁ。

*1:そういう意味で、まだ渋沢佳奈はカラー映えする絵柄ではないという感じですよね。彼女のWebsiteを見る限りは、カラーも上手いんですが。http://e-k.moo.jp/