仮面ライダーの世界

ディケイドは第2話。
クウガ編がスタート。
そして、昨日のSMAP特番で放送された、あの作品。
仮面ライダーG!


すげぇ(笑)。
賞味20分しかない特番ですが、無駄に金とパワーがかかってます。
稲垣吾郎が、ソムリエの吾郎として、そのまま仮面ライダーになるわけですが。実に熱い。


基本設定は、平成ライダーでは自主規制項目になっている改造人間という部分が復活。
というか……洗脳下とは言え悪の組織で悪行に手を貸している部分が描かれるのは、昭和ライダー含めてもゼクロスとFIRST&NEXTの面子ぐらいでしょう。TV放送されるのはGが最初と思われます。
そういう意味では、既存のライダーの中でもダントツにダークな設定なんですが。
愛と……それからワインの味で洗脳を振り払い、愛と正義のために戦う仮面ライダーG。
ディケイドと平成の9人ライダーが勢ぞろいで、Gを仮面ライダーに迎え入れ*1、戦い続ける希望を胸にエンディングを迎えているので、ダークになりすぎず、心地の良いエンディングになっています。
脚本はカブトの米村正二
音楽も殆どがカブトからの流用だったので、シェードも悪いゼクトって感じでした。*2


デザインは、平成ベースとは言え、マスクは旧世代のライダー同様バッタモチーフ。
バックルはワインボトルとワインオープナーが丁度、カブトのガタックゼクターに似た構造になっていて、変身と必殺キックのトリガーになっている。
キックの際には、ファイズフォトンブラッドに似た演出。
これも、実はワインをディキャンターに移して、空気を含ませ、スワリングすると言う一連の演出になっているのが憎い。


そして何より、ゲスト出演が嬉しい。
冒頭で改造されるカイザ村上、スタジオで吾郎に殴られるシェード隊員が海堂さんこと唐橋充。廊下で倒されるシェード隊員小隊長ポジションが、ザンキさん松田賢二
……これ、ジャニーズ絡みだから、玩具化とかはおろかDVD化すらしにくいんだろうなぁ。
ライダーG自体、いいデザインなのになぁ。装着変身とか……←ムリです(笑)。


ディケイドの第2話もスバラシイ。
クウガの世界へやってきたディケイド。
グロンギ語を喋るわ、ゲゲルについては裏技的に回避するわ。ナンと言う予言者プレイ(笑)。
この調子で、他の世界がどう描かれるのか。楽しみです。


今、仮面ライダーがアツイなぁ。

*1:この辺り、丁度、昭和の10人ライダーであるゼクロスといい対比になっています。

*2:ゼクトも大概、悪の組織だと思いますが。