オペレーション・ケイオス

リプレイ+CDドラマ+シナリオ2本という作品で構成される、ナイトウィザード・ファンブック。
その第4弾。


表紙をご覧いただければわかるように、今回は魔王側、特にベルが主役です。
まぁ、リプレイの主役にはなれませんが。

このファンブック。4冊目すよ。
……ナンとなく、第3弾「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」が出たとき、あぁこれで完結なんだ、と思ったものですが。
気のせいでした(笑)。


これまでも、
第1弾「パワー・オブ・ラブ」では、リプレイのプレイヤーに小暮英麻木下紗華、CDドラマに池田秀一
第2弾「リーチ・フォー・ザ・スターズ」では、リプレイのプレイヤーに植田加奈、CDドラマにはこの段階で魔王勢ぞろい。
第3弾「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」では、リプレイのプレイヤーに植田加奈と宮崎羽衣、CDドラマに古谷徹
と、ゲストを投入してきたわけですが。


今回は、プレイヤーがPC1が菊池たけし、PC2が小泉豊、PC3みかきみかこ、PC4かわたな。
CDドラマ側ゲストは冥魔王役で田村ゆかり
ネタ的には、第2弾「リーチ・フォー・ザ・スターズ」を踏襲したと言う感じです。


こう考えると。
第1弾と第3弾はリプレイとCDドラマが同じ話を扱っている点、ゲスト声優に大ヴェテランを使っている点で共通があり。
第2弾と第4弾は魔王がらみの話である点、リプレイとCDドラマが同時進行している別の話を扱っている点で共通項があるようです。
……となると、第5弾があるとすると、ウィザード側の話で第ヴェテラン投入か。

池田秀一古谷徹と来て、次は誰を……
永井一郎か!(笑)*1


ナイトウィザード自体は、僕はあまりやらないのですが、雑誌連載で声優を使ったリプレイを展開、Web Radio、CDドラマ付のファンブック、コミックス化&TVアニメ化と、サテライトのユーザーを取り込むためには理想的な展開だと思います。
サプリメントと音声の融合というこのファンブックは、現代のTRPGの一つの進化系だとも思います。
F.E.A.R.ではこれまでもギアアンティークやトーキョーN◎VAでも同じような試みがありましたが、ここまで完成度が高くなったのは、時代の流れもありますし、それだけ人力が習熟したということもあるでしょう。


ただ……ナイトウィザード自体はねぇ。
S=Fがベースになっているせいもあって、C値/F値の扱いや戦闘のカウント制など、初心者向けにはちょっと重いシステムだと思うわけですが。
アリアンロッドアルシャード・ガイアで、類似の展開ができればいいのになぁ。

*1:それはない----と書こうと思ったが、ビッグ・ザ・陳老師というキャラを思い出してしまったので(笑)。