ダブルクロス・リプレイ・エクソダス(2)
ダブルクロス・リプレイ・エクソダス(2) 愛しきプレシャスタイム (富士見ドラゴン・ブック)
- 作者: F.E.A.R.,伊藤和幸,しのとうこ
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/11/20
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (28件) を見る
第3話の舞台は、FH学園ならぬUGN学園(笑)。
あるんだ、ホントに。
しかも霧谷が学園長。
……ナンでもありだな(笑)。
さて、そんな風にして手に入れた日常も、すぐに過去のものになってしまいます。
執拗なファントムセルの魔の手。
それは平和な学園生活を打ち砕きます。……バスジャックという手法で(笑)。
えーっ!(笑)
確かに、エクソダスはサイボーグ戦士009のイメージが強く、「古きヒーローもの」の雰囲気を出しているわけで。
そこからそのまま、バスジャックまで踏襲するとは。
しかしまぁ、そんなのはネタの一つ。
平和な学園生活の象徴として、振られたエミリアへの恋愛エピソードをノリノリで乗っかってくる矢野俊策もとい真也。
明かされる真実。
一人孤独な逃亡と話は進み。
事態は、予測しなかった方向へ。
以下ネタバレ。
盛り上げて、盛り上げて。
最後の最後で、……それですか。
大惨事です。
DX2ndをご存知なら、わかると思いますが。最後の関門、自律判定。……ジャーム化です。
主役がドロップアウトしてどーすんだよ(苦笑)。
特に、このギリギリの選択を、真也は自分で選んでしまっている。
まぁ、確かに他の方法だと、他のメンバーが危なかったとは思うけど。期待値は……あくまで期待値だなぁ。
それにしても、矢野俊策は大惨事が多いなぁ(笑)。
アリアンロッド・ルージュのトランといい、幻砦といい。
それだけギリギリの数値で勝負してるってことナンだろうけど、今回はストーリーの根幹に関わる主役だからなぁ。
DXの世界では、ジャーム化は絶対覆せない絶望的な終わり。
ここから救済したほうがライトノベル的なストーリーとしては美しくなりますが、それをしては美しいダブルクロスの世界が損なわれてしまいます。
ここから、どう持ち直すのか。
次巻が待たれます。