崖の上のポニョ
http://www.ghibli.jp/ponyo/
遅ればせながら、見てきました。
……実は、仮面ライダーキバが見たかったんですが、近場のシネコンはどこも9/15で終了しちゃってまして……
龍騎から見始めて、初めて劇場に行きませんでした。
電王なんか2回行ったのに(笑)。
まぁ、そっちはビデオのレンタル開始を待つということで。*1
そんなワケで、ポニョです。
まぁ、Internet上ではいろいろと賛否……というか非難が多い気がしますが。
僕の感想としては、まぁ、悪くなかった。実に宮崎作品だった。という風でしょうか。
ただ、「千と千尋の神隠し」や「ハウルの動く城」のような大作じゃなくて、ちょっとキレイな小品って感じです。
実際、15分ぐらいでよかったんじゃないかな、これ。って思います。
長くても「猫の恩返し」と同じぐらいで。
これは御伽噺なので、真剣に論じること自体が論点がズレていると思うんですが。
気になったのは、これが現代日本を舞台にした話ってことでしょうか。
これがイタリア辺りの鄙びた漁村とかだったら気にならなかったんでしょうが、車にはじまる身の回りのもののデザインや、宗介の母が働いているのがケアセンターってあたりが異常にリアリティが高いわけで。
それなのに、宗介の母がルパン三世並みに1車線しかない峠の細道を余所見をしながらドリフト利かせて走ったり、あれだけの暴風雨の中、沿岸の道路を小型車で走ったり……。
現代日本に住んでいる人間としちゃ、とかく気持ち悪いこと他なりません。
ま、そういうリアリティの破綻を無視すれば。
御伽噺として素敵な世界を見させてくれる映画と言えます。*2
長いですけど。←シツコイ
- 作者: 宮崎駿
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