オトノイロ
僕は、何かと便利なのでICレコーダーを利用することが多い。
会社のミーティングなんかは、セキュリティの関係で私物での録音は出来ないんで、社用のものを使うけど。
サークルのミーティングとかにも便利だし、ちょっとしたメモにも片手で使えるので使い勝手が良い。
そんなワケで、これまではSANYOのICR-RS175M(K)を使ってました。
当時、いろいろ探し回った結果、機器としてのインターフェース、PCとの接続&データ転送、バッテリー、機能など総合して選び抜いた、今でも傑作機だと思います。
まぁ、FMチューナーは要らないと思いますが(笑)。
サークルでやっていたWeb Radio『幻想時間』の集録でも、野外集録の際なんかに活躍してくれました。
まだまだ現役なんですけど、容量128MBではちょっと心もとないかな、とも思う次第で、データの退避にバタバタすることが最近は多かったです。*1
そんなワケで、数ヶ月前からどれにしようかと入念なリサーチをしてまいりました。
当初は、スペック重視でSONYのICD-SX88 2GBが有力だったんですが……
(1) ヒューマンインターフェースがSANYOに劣る。*2
(2) 専用ソフトがないとPCへデータ転送ができない。
えぇー。
何年前に遡ってんだ!? 確かに、前のICレコーダーを探したときは、SONY製に限らず幾つかのメーカーでデータ転送に専用ソフトが必要でした。
この点は、ジャンルは違えどウォークマンがipodに大敗を喫した際にどこのメーカーも懲りて、殆どのメーカーがソフト不要、ドラッグ・アンド・ドロップのみで転送可能になっているんですけど。
実施、SONYのもう少し価格帯の低い機器はそうなんですけど、なぜかこれは専用ソフト必須。
PC持ってでなかった出先での操作とかどうしろと?
ネットカフェで吸い出して、オンラインストレージに放り込むということができないワケで、論外でした。
そこで、次点。
SANYOのICR-PS185RM(S)へ決まりました。
SANYO デジタルボイスレコーダー 「DIPLY TALK」 (シルバー・2GB) ICR-PS185RM(S)
- 出版社/メーカー: 三洋電機
- 発売日: 2008/04/18
- メディア: エレクトロニクス
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(1) USBインターフェースが折りたたみ式オス口。*3
(2) USBのキャップ、電池のカバーが外れたら外れっぱなし。紛失しやすい。*4
(3) バッテリーが単4電池1本で、連続動作時間が短い。
なので次点だったんですが。*5
まぁ、前の愛機ICR-RS175M(K)の直接後継機だし、使い勝手が変わらないことを考えたらいいかな、と。
本音を言えば、以上の3点が改善された後継機を待ちたいんですけど……
こういうのは思い立ったが吉日なので、買っちゃいました。
使ってみると、ソフト面が変っていないので戸惑うことがなく使えるのが便利。
機能面に不満なし。
まぁ、やっぱりこのUSBインターフェースは、ノートPCメインで使う人にはいいんですけど、デスクトップの人間には不便だよなぁ。
最近、PCはノートが主流らしいですが、熱効率、パーツの保守性などを考えたらメインPCをノートにして長時間使うのは間違っています。
まともな理系ならデスクトップをメインで選択したいものです。
さて、そんなわけで晴れて愛機ICR-RS175M(K)は後継へ譲り渡されることになりました。
大切に使ってくれるみたいなので、うれしい。
まだまだ活躍してね♪
*1:小まめにデータを吸い出さないからです。ハイ。
*2:SANYOの機器は、録音ボタンが一番大きく表面についており、ロックキーもあり誤操作が少ない。SONY ICD-SX88は全てのキーが側面に同じサイズで並んでいて、誤操作の可能性が高い。慌てて使うことや、人に貸して集録してもらうことが多い僕にはこれは大きな差。
*3:破損しやすいのでキライ。
*4:SONYやOLIMPASの機器は、カバーが引っかかって外れないようになっている。その分、邪魔ではあるけども。
*5:これって、インターフェースをminiUSBメスに戻せば、カバーの問題も起きないし、電池の入る大きさも倍になるので一発解決するんですけどね。USBケーブルって常備するものでしょ? わざわざ小型機器にオス口を持たせる必要があるかなぁ、と昔から使っている人間は思う。