片手間ヒロイズム

久しぶりに見ました、小林めぐみの新刊。

片手間ヒロイズム (一迅社文庫 こ 1-1)

片手間ヒロイズム (一迅社文庫 こ 1-1)

食卓にビールを (富士見ミステリー文庫)のシリーズが、実はどうやら6巻で完結しているらしいというのを聞いてちょっとショックだったのですが。*1
本書は、ちょっと不思議じゃない感性の女子学生が主人公で、日常の合間にSFな事柄に巻き込まれる、というのは「食卓にビールを」を同じです。
こちらの場合、冒頭から話にしか出てこない「地球を救う仲間を探すためにインドに旅立った従姉妹」というナンだかよくわからないフックが全体のストーリーの基礎になっています。
そんなわけで、こちらはこの1冊で完結しています。
小林めぐみなので、続きを書こうと思えばいくらでもかける気がしますが(笑)。


それにしても、こういうスチャラカSF短編が書きやすいのはわかるんだけど。*2「ねこのめ」シリーズのようなSF長編、読みたいなぁ。

*1:何しろ、全体的なストーリーのない短編なので、終わったのかどうかさっぱりわからなかったんですが。

*2:面白いし、それはいいんだけど。