POWER OF LOVE
まぁ、ナイトウィザードはやらないんですが……
ナイトウィザードファンブック パワー・オブ・ラブ (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
- 作者: 菊池たけし,ファーイーストアミューズメントリサーチ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2006/01/25
- メディア: 単行本
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ネタ本なので、購入しました。
まぁ、何がネタかというと、きくたけ作品に池田秀一が登場するというその一点をとっても、ネタとしか言いようがないでしょう(笑)。*1
CD付きで2200円(税別)、正直な話、安い。安すぎる。
先日のアリアンロッド・トラベルガイドといい、F.E.A.R.は価格破壊にチャレンジしているのかと思うほど。
このクラスにこの価格帯で攻められると、富士見のSNE関係の書籍とか*2、規模が違うとはいえジャイブとか。ちょっと厳しいよなぁ。
まぁ、CDじゃなくてCD−ROMだって言うんで、えーって思いましたが。まぁ、画像も入れるんであればしょうがないですね。
さて。位置づけは「ファンブック」なのだが、以前に期間&アキハバラ限定で発売されたダブルクロスのファンブックとは趣きが違って(まぁ、あっちはオフィシャル同人誌だったし)、ファンの声を集めた、というよりは、ファンサービス。
柊蓮司を主役にした、堂々とサプリメントです。
内容は、
・リプレイ「愚者の楽園」田中天(プレイヤー:矢野俊策、小暮英麻、木下紗華)
・ナイトウィザード通信出張版(いわゆる読者コーナー)
・CD−ROMの使い方
・シナリオ2本「パワー・オブ・ラブ」「逆襲のマーガス」
リプレイ&ドラマ、シナリオ2本が全部リンクしているんだけれど……ナイトウィザード(S=F)世界って主八界が並行世界のハズなのだが、それとは別に、パラレルな並行世界が無数に存在するという設定で、ネタがいい感じに蒸しあがっています(謎)。
だからまぁ、お遊びってことなんでしょうが。
しかし……
今回のリプレイ。いやー、ネタに反比例してすっごくマトモだ。
というより、悪乗りが過ぎる嫌いがあるきくたけGMより、ものすごくしっかりした作品だよ。
プレイヤーの3名も、それぞれが生き生きしているし、登場するNPCも個性がしっかりしている。きくたけ作品の場合、どうしても作品数が多いから似たようなキャラが何度も登場しちゃって手の内が割れてるのが、難なんだけどねー。
とてもDXオリジンとかで大惨事を引き起こしている男と同じだとは思えない(笑)。
見直しました。
にしても……
CD−ROMがメディアとして認識しないぞ(苦笑)。
なので、ヴォイスドラマは聴けません。
どうしてくれよう(笑)。