アリアンロッドRPG・トラベルガイド

[bk1はこちら]
まだ購入したばかりでちゃんと読破していないんだけど、とりあえず。
文庫本で、ということで、当初、ゲーマーズ・フィールドから出てるB5版のサプリメントの中から切り出した構成になるのかなー、とか思ってましたが、これがビックリ。
新しいサポートクラス4つを含み、ワールドガイドとしても他所の物に遜色ない出来の代物です。
いやまぁ、大判の物に比べると絶対量が少ないので、大陸西部の4ヶ国+αになっていますが。いやさて、現状で使用するには充分すぎると言えます。
いや、実はアリアンロッドをやらない理由に、背景世界がまったく実感できない、というのがあったんですが。
その問題はこの本1冊で、一発解消。


それにしても、文庫本だというにもかかわらず、地図やイラスト入りのページが多く、横書きが多用されてる。
今の文庫本を作る現場がどうなっているのかわかりませんが、これって7割方、図版扱いなんじゃないでしょうか。ゼイタクな本だなぁ。
これで値段がルールブックより安いのは驚き。


これまで、アリアンロッドの場合、ワールドの情報は、各シナリオ周りの情報やリプレイ、それ以外に大陸の大きさがどのくらいで、どんな国があって、というのは上級ルールブックの見開きの2ページ分ぐらいしかなかったが*1、今回は主要の4国の説明と、その中の主要な都市3つ、プラスアルファが掲載されている。
ありがたい限りである。
あー、これでアリアンロッドをGMしてみようという気になった。
昨日書いた「むげふぁん」はやらなくていいかな(笑)、同じMMOテイストの作品だしね(笑)。


ところで、モエラドの項目を読むと、どこぞの三人の善き魔法使いの一人を思い出すのだが、僕だけなのだろうか。

*1:GF誌に載っていたら申し訳ない。DX2しか読むものがないと流石に購入をためらうんだよね。