パパ・I Love You!

劇団俳協の若手組、ラフ・ユニットの公演。
公演日が22〜25日という、クリスマスの予定を破壊しないと見に行けないステキな日程で決行された勇気の舞台(意味不明)。


レイ・クーニー原作のコメディで、内容は隠し子(?)を巡るエリート医師のドタバタ。
たいへん面白く観させてもらいました。
前回が、同じレイ・クーニーの「アウト・オブ・オーダー」だったんですが、今回はそれに増して登場人物の年齢層がかなり高かったせいなのか、ナンとなく前作ほどの切れがない感じはありましたが、日程的な問題かもしれません。前回は千秋楽を見ましたから。
まぁ、それにしても、感想としては。「面白かった」と「堅実でした」かな。
というか、まぁ、俳協さんの個性というかナンというか、堅実なんですよね。キツく言うと、イキオイや華がない。
昔、映像の役者さんと現場で一緒になることも多々ありましたが、彼ら絶対ハズさないものの、クリーンヒットは飛ばさない。そういう堅実さがあるんですよね。
それがいいか悪いかはともかく……ただ、小劇場で舞台を観ていると、たまにはすこーんとカっ飛んだ舞台に魅力を感じるのは、昔の舞台人だからなんですかね。