少し早めのクリスマス

年の瀬の忙しさ……はなさそうだったので確保できた有給にて、本日より5連休。
天候も崩れそうだったけれど、朝方の予報では日中は曇り、夜になってから降水確率が多少あるということで。
明日よりはよいかな、と。
クリスマス恒例で、TDSに。ちょっとクリスマスには早いけど、25日でクリスマス・スペシャルが終わっちゃうんで。
今年はやはり23〜25日の三連休に人が集中すると思うし。避けるのが良策。


いつもより1時間長く眠り、7時起床。
ゆるゆると支度をして、一路、東京ディズニーリゾートへ。
万が一、天候が悪化しそうなら、今日はイクスピアリで過ごして早めに帰宅、明日、入場すればいいや、という考え。なので、あまり早く行き過ぎるのもよろしくない。


11時を回って到着。
うわー……ガラガラ(苦笑)。ちらっと見たTDLはひどい人出だったのに、相変わらずだなぁ。
とりあえず、朝は軽く紅茶とヨーグルトを食べただけだったので、まずは早めの昼食を。
ガイドを眺めて、ロストリバー・デルタのユカタン・ベースキャンプのクリスマス・スペシャルセットに決定。
ビーフシチュー&バターライスに、ゴボウのサラダ。それにコーヒーとミルクのゼリーを加えて、ドリンクはいつもどおり紅茶とした。
ビーフシチューは、ニンジンやジャガイモなんかは入っておらず、具は純粋にビーフだけ。ごろりと5〜6切れ。いちおう、ボイルのブロッコリーが添えられて。バターライスにカレーライスみたいな感じでかかっている。
ビーフの質も充分なこともさておき、シチュー自体も単調にならず、きちんと奥深く、まとまった味がする。また、バターライスも味が薄味で、シチューとあわせることで互いを引き立たせる。流石だなぁ。
加えて、意外だったのは単純に見えるサラダだが、レモンの風味が生きたドレッシングが最高。
同じ価格帯でも、TDLだと冷めてるわ、単調だわで目も当てられないんだけどなー(苦笑)。
デザートのコーヒーとミルクのゼリーも美味。コーヒーゼリーをいったんキューブ状にして、ミルクゼリーの中に閉じ込めてある。ミルクにほんのりとコーヒーゼリーが溶け出してマーブル状に。香りと味が染み出ているのがうまい。


食後は、ショーを回ることに。アトラクション類は乗り飽きたので今日はクリスマスのショーがターゲット。


メインイベント、特設ステージの「ミニーのナットクラッカー」は、指定券が必要な回とそうでない回があるのだけれど、行ってみると不要な回で充分に席が余っていてするりと潜り込めた。
夜の仮装クリスマスパーティーを待ちわびるミニー。そのミニーの前に、「くるみ割り人形」の姿のミッキーが現れて、ミニーを不思議な世界に……という話。
個人的には、去年の「クリスマスホリデー・イン・ニューヨーク」のほうが好きだったな。
2回目のソファーのシーンで、ナットクラッカーがなくなっているのは、“そーいう”解釈で、いいんですよね。
ちなみに、前に座っていたカップルが2人してあまりに座高が高くって見づらかったんだけどー(笑)。
何枚か写真撮ろうとしたんだけど、カップル男の髪がフォーカスあって、あってもう……(笑)。


アンコール!
ブロードウェイそのものをテーマとしたミュージカル。アンコール!に、クリスマス期間中はミッキーが出演する特別編に。
アンコール!、これも大好き。70年代風って言うか、古き良きって感じが。
今回の特別編、ミッキーは最後にちょこっと出るだけかな、と思ったけれど、階段のあるホールのパーティのシーンから登場。主役級の男性を食っちゃう色男っぷりを発揮、流石は世界のスーパースターミッキーです。
その他にも、クリスマスモチーフのラインダンスなんかも追加。もう大満足であります。


サウンド・オブ・クリスマス。
普段はセイル・アウェイがかかっているドックサイドステージ。
ここは席に座るよりも、橋の側の高台のところとか、コロンビア号の二等客室の廊下やデッキとかから見るのが楽しいんですが。
今回は、生演奏系。まずはクリスマスらしい装束に身を固めた鼓笛隊が登場して、ジャズっぽいクリスマスナンバーを披露。ただ……ちょっと、ここは海側なので風が強く、しばらくしたところで寒くてギブアップ。
そのままコロンビア号に逃げ込んでテディ・ルーズヴェルト・ラウンジでカフェを。
三階のSSコロンビア・ダイニングルームはいつも人が並ぶ上に、席は狭く、室内の装飾も味も平凡、とワリにあわないんですが、こっちのラウンジは違う。
カウンターでグラスを傾けるもよし。ソファに座って、カフェとケーキをいただくもよし。
古き良きアメリカンな雰囲気が堪能できる。


ゆっくりした後、予約したマゼランズの時間までは時間がある。
マクダックス・デパートメントストアからあちこちお土産を見て回る。
ガイドを見て、リングとネックレスのクリスマスのシルバージュエリーコレクションのセットを目星ングだったのだけれど、実際に付けてみるとあとちょっと物足りない感じ。
とりあえず今回は見送り。残念。


ミスティックリズムは今日は見る予定ではなかったのだけれど、最終公演が空いていたので入ることにした。
好きなんだよね、ミスティックリズム。シャーマニズムというか何というか。水、大地、火。三つの精霊が生命を生みだし、見守り、そうしてジャングルの営みを繰り返しているという壮大な物語が音楽とダンスと、多彩なアクションで魅せられる。
ただ……クリスマスっぽくないから、見る予定じゃなかったんだけどさ(笑)。実際、そう考えていた人は多かったんだろう。お昼過ぎからシー全体に客入りが増えてきたんだけど、ここは少なかった。
しかし、開演直前、レイジングスピリッツが強風のため点検で中止、ブラヴィッシーモも強風のため中止が決定したため、その客層が流れてきたと思われる。どっと混み出した。
内容はいつもどおり、満足。
いつもキャストによって多少の差異はあるが、今日は水の男の精霊を初めとして、空を飛ぶキャストの切れがあって見ごたえがあった。


ディナーはいつものマゼランズ。今回は去年のミスを踏まえて、プライオリティ・シーティングを事前に入れておいた。
しかし幸いにして蔵には案内されずに済んだ。
というか……客がほとんどいない(苦笑)。時間が早めというのもある、本当だったらブラヴィッシーモがやってる時間だし。でも、僕らブラヴィッシーモは3〜4回見たし。今日の狙いは、キャンドルライト・リフレクションズだから早めに食事をしてそちらを見る予定なのだ。
毎年クリスマスメニューを頼んでスプーンを集めているのだが……今年の特別メニューはあまりなぁ……。
しかしまぁ、恒例なので、とりあえず僕だけクリスマスメニューにしてスプーン1本確保、相方はニューワールドを選んだ。
アントレは蟹のテリーヌとワカサギのフリット。ワカサギは美味しかったのだが、蟹はあまり好きではない僕としては、蟹の味を存分に活かした蟹のテリーヌは、その素材を充分に活かした細やかさはわかるんだけど……もう少し強めのソースが欲しかったな。
平目のヴァプール、海老のムースとキノコのソテー添えは。申し分ない感じ。平目にもキノコにも合うコクのあるソース。食感の違うものを層にして、一緒に食べてよし、別々にしてよし。これはヒット。
肉のメインは、小鳩のピーナッツオイルロースト。うーん、これが難題だった。もともと癖の強い鳩、ローストの技術は流石って感じだったんだけど。小鳥ゆえ身が食べづらい上に、やはりこの味は好みではなかった。カシスとオレンジの(あと、ワインベースだよね)ソースは非常に味が強く。多分、ちゃんと食べなれている人にはいい組み合わせだったのかもしれない。僕的には、苦手なタイプが連携攻撃でちょっとダウン気味。
デザートはブッシュ・ド・ノエルと姫林檎のコンポート。ブッシュ・ド・ノエルは、最初一口食べたときはあっさり目で、あれ? こんなもの?と思ったのだが、一緒に添えられている抹茶のソースやクラッシュローストのナッツと合わせると絶妙な味に。なるほど、こちらが本命であったか。
あまりにゆっくりし過ぎたか、席を立つ頃にはキャンドルライト・リフレクションズのテーマが聞こえ始めている。
慌てて、ショーの見えるポジションに移動。


キャンドルライト・リフレクションズは、残念なことに縮小モードかな。
半分が過ぎて、既に水上の光のツリーが出現していた。
精霊流しディズニーのメンバーの踊る船が、小さなツリーをいくつも牽引し、イルカバイクも背にツリーを立てて回り続ける。
時間は短かったが、楽しめた。
続けて、クリスマスウィッシュ・イン・ザ・スカイ、つまり花火を堪能。
さて、これを見たら後はお土産を買って帰るとしますか。


昼間に空いている時間を狙って頼んでおいたマウスタグのクリスマスヴァージョンを確保。うわー、あと閉園まで1時間きってるのに、今から作ろうと並んでいる人が長蛇の列。計画性ないなぁ(苦笑)。
最低限のお土産を購入、最後にフォトグラフィカで写真を受け取って。本日の冒険はこれにて終了。おうちに帰るまでが遠足です(笑)。


帰宅の路は、もう慣れたもので要領よく電車も空いているところを選び、座って帰れるようになったものです。
本当は、乗換えがないのが一番だけどね。嗚呼、自宅前までディズニー・リゾート・ライナーが通っていないものか(笑)。
とはいうものの、自宅に帰り着くのは軽く0時過ぎ。
軽くシャワーを浴びてバタンキュー。おやすみなさいー。