さらにすごい科学で守ります!

さらにすごい科学で守ります!

さらにすごい科学で守ります!

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こちらもいまさら何を言うまでもない。長谷川裕一SF大会での人気講座を本にまとめたものです。
本書は、すべてのスーパー戦隊とその他幾つかの特撮作品を、すべて同一世界の同一時間軸内で起こった出来事と仮定し、その連続性を検証するもの。
今回は、スーパー戦隊からはタイムレンジャーからデカレンジャーまで。プラス、ジャスピオン以降のメタルヒーロー。もっともビーファイターカブトまでなので、メタルヒーローなのかロボキャラ路線なのかファジーなカブタック、ロボタックは入っていません。ま、これ入れると難しいしな(笑)。
個人的には、近年の作品ではもっとも愛着のあるタイムレンジャーが、この世界ワリと酷評する人が多いのですが、流石に長谷川氏は愛情溢れる筆致で書いてくれており安心。
時期的なこともあるんでしょうが、デカレンジャー周りはちょっと情報に漏れが多いかな、という気もしますが。
個人的には、アバレの項目で、ウェンディーヌ&フラビージョの生存に触れるんだったら、その後デカレンの映画で更に健在で、フツーに社会に溶け込んで暮らしているってことも触れてほしかったなぁ(笑)。


「もっと〜」から随分と速いスピードで刊行された感がありますが、平成ライダーにはしばらく手を出さない(クウガ〜アギトは、「正義の系譜」で同一線上に語られたんだから、むしろオフィシャルといってもいいのに)宣言と、シャンゼも軽く流されちゃいましたので……あとはウルトラマンゴジラを含めでもしないと、次は難しそうだよなぁ。
でも、意外と裏切ってくれそうなのが、楽しみである。