東のエデン劇場版(1) The King of Eden

テアトル新宿では、12日から来場者にポストカードがプレゼント。
ということで、観て来ました。
http://juiz.jp/blog/


先日のSE-CONの際、北さんが不思議なことを言っていたので、少し警戒していたんですが。
そんなコトはありませんでした。
フツーの作品でした(笑)。


100億円がチャージされた、ほぼ万能のコンシェルジェ“ジュイス”に繋がる携帯電話。
それを与えられて、「日本を救う」ために活動をする12人のセレソンたち。
TV版全11話では、記憶喪失のNo.09滝沢朗がセレソンゲームを知っていくことから始まり、最終的にNo.10結城亮が東京に発射した60発のミサイル。
それを二万人のニートと共に打ち落としたところで物語は終わっていた。
「この国の王様にして」という願いと、再度記憶を消し、ノブレス携帯を咲に預けて。


劇場版では、その後、滝沢は失踪。
咲は滝沢を探して、NYへ。
第一話を繰り返すような再会。だが、滝沢には複数のセレソンが既にマークしている。
たった一つの“上がり”を目指すために、妨害工作もある。
どこまでが、滝沢の願った「この国の王様になる」というプラン通りなのか。
そして、本当に恐るべきはNo.01物部。沈黙の後、この劇場版前編の最後に最大の妨害を仕掛けてくる。


セレソンの数は減り。
滝沢は東京へ戻ってくる。
そして、後編にあたる第二部では、「日本を救う」というセレソンゲームに何らかの決着が付くのだろう。
この物語はフィクションだが、日本をどうにかしなければならない、という状況と憤りは現実のものだ。
魔法の携帯はないけれど。
我々はそんな世界で、この映画を見て何かを感じることだけでも、キッカケにはなるのかもしれない。


ちなみに、僕的には、No.01のスクラップ&ビルドに大賛成なんですけどね(笑)。