ダブルクロス The 3rd Edition 上級ルールブック
ダブルクロスThe 3rd Edition 上級ルールブック
- 作者: 矢野俊策,F.E.A.R.
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2009/09/19
- メディア: 単行本
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1・2と出揃ったとき、上級ルールブックには何を載せるのだろうと、考えた。
それはそれとして、満を持して上級ルールブック登場。
208ページで2800円とは、自信のほどが伺える。
データ面では、Dロイス。Sロイス。
そして、特定のキャラクターのみが使用できるユニークアイテム。
そして、残るはがっつりとワールドガイドです。
過去のリプレイシリーズの概略も、それぞれの時代やオーガニゼーションに絡めた事件として掲載。
TRPGに内在する、サプリが出るたび、版上げのたびに情報格差が生まれるという点をフォローしようという心意味が見て取れる。
そして、それは大幅な情勢の変化も、同じことに由来するのだと思う。
このThe 3rd Editionが始まって、様々な驚きがもたらされました。
ルールブック1発売時に、コードウェル博士の帰還とUGN離反。
ルールブック2では、レネゲイドビーイングの表面化、組織としての新興。そしてプランナーの新たな姿。
ま、それに比べると、今回はちっちゃいと言えばちっちゃいんですが……
“グングニル”黒須左京がFHへ。
ダブルクロス初のリプレイ・キャラクターが敵側に回るというのは、コードウェル博士のようなNPCとはまた違った感慨があります。
しかも、FHでのポジションはマスターレイスの一人。
春日恭二を軽々と超えやがって(笑)。
……いかん、春日恭二が出てくると面白くなってしまう(苦笑)。
加えて、シナリオが二篇。
アペンディクスにワークス表などの各種リストが掲載。
それにしても、思うのは。
やっぱり、文庫よりもB5判のほうが見やすいってこと。
特に、F.E.A.R.系の作品は、横並びの情報の中から選択する方式なので、文庫よりも大きな判形のほうが好ましい。
いっそ、1年後あたりに、基本ルールブックをB5判にアップサイジングするってのはどうだろう(笑)。
多分、本気で買うんだけどね。*1
*1:The 2nd Editionが3冊買っているし、文庫版も3セット買っている。多分、そのぐらいは買うんじゃないかと……