神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS(5)
過去編、またはトルバス神曲学院編であるところのクリムゾンSも、もう5冊目。
- 作者: 榊一郎,神奈月昇
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2009/09/15
- メディア: 文庫
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学院長の正体が明かされ、エレインドゥースが姿を表わす話なんですが。
……まぁ、読者の視点ではわかってましたしね(苦笑)。
面白いのは、その後。
学院長が政府や軍隊を動かそうとするんですが、この時代はもう政府上層部などには実利重視で、「奏世楽器」の存在を信じていなかったり、四楽聖を軽視していたりする人たちが存在するのね。
精霊が存在するからといっても、人の心の在り方や営みは大きくは変わらないということか。
そして、おまけの短篇は、ナンと。
ヤワラベ・ティアンと、その妹、レナの話。
そっか……ここで、こういう出会いだから、ティアンのコネクションがコーティカルテなのね。
それにしても……ティアンにもこんな秘密が! まるでポリフォニカの主人公みたいじゃないか!*1
こーいうネタを振って出したからには、ちゃんと決着つけて欲しいなぁ(笑)。
*1:一応、リプレイの主人公ではあるのか(笑)。