王虎を討つ者
ああ……騙されるとわかっていて、どうして買ってしまうかなぁ(苦笑)。
- 作者: 霧岳朔夜
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2009/08/29
- メディア: 大型本
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この美麗な、さんば挿のイラストは表紙だけです。
中身のイラストは緑一色。
……いや、決して単体で悪いとは思わないんですが。六門世界のリプレイの中では、一番味があって好きです。
ただ、KAMUIとして、どうかってことで。
落差が……ね(苦笑)。
まぁ、その緑一色氏がプレイヤーで参加。
「スピタのコピタの」で見る、グダグダな大惨事スキーな感じは、余りありません。
果たしてどっちが脚色されているのか。
それとも、普段緑一色氏がプレイしているメンバーが悪いのか(笑)。
それはそれとして。
この本。
リプレイは全4話のミニキャンペーン。
八雷将の“大雷”今川義元が倒れてから、“炎雷”武田信玄と対峙するまでの、世界設定的にも実に重要な話となるわけですが。
……ナント、途中、2話・3話をダイジェストで省略する、という大胆な手法を取っています(笑)。
スゴスギル。
その代わりに、軍師と冒険家の2つの【生き様】を始めとして、各【生き様】の特技などのデータが追加。
うーん、それも実用的で嬉しいものだけど。
リプレイならリプレイとして、ちゃんとまっとうして欲しかったなぁ(苦笑)。
あと、これが一番アレでナニなんだけど。
まぁ、ルールブックの段階で、気付くべきなんでしょうが。
武将の女性化も大概にしろ(失笑)。
一人二人ならまぁ、いいネタで済むでしょう。
上杉謙信はまぁ、定番ですからむしろ男性のほうがビックリするでしょうが(笑)。
それにしても、登場する武将登場する武将、みーんな女性なのはどーでしょう?
正直、有名どころの武将のうち、伊達政宗と徳川家康以外は全員女性と言っても過言でもナンでもない。
ハッキリ言って、食傷気味です。
リプレイ自体は悪くなかっただけど、重ね重ねビミョウな気持ちになる作品と言う感じです。
はい。