D&D第4版がよくわかる本

D&Dがよくわかる本』……それは伝説のタイトル。
クロちゃんこと黒田幸弘の『D&Dがよくわかる本』は、多くのTRPGゲーマーを排出した名作として名高い。
だが、残念なことに既に絶版である上に、それが取り扱うD&Dは第4版とルール・サイクロペディア版までだったが、そのD&Dは何れも絶版。


今日手に入るD&Dといえば、HJから出版されているAD&Dの系譜の第4版*1
そう、そのD&D4eがよくわかる本が出版されたのです。

D&D第4版がよくわかる本 (ダンジョンズ&ドラゴンズ)

D&D第4版がよくわかる本 (ダンジョンズ&ドラゴンズ)


とは言うものの。
随分とイメージしたものとは内容が違う。
どうやら『海燕』というリプレイシリーズのキャラクターメイキングから第三章まで。
……第三章まで。


……話が終わっていない!


まぁいや、一応物語的にひと段落ついているとは言えるのだけれど。
リプレイとしては悪くないだけに、ちょっと尻切れトンボという感じは否めないのが、勿体ない。


それに、シナリオが1作。
それを除くと、D&Dの紹介なんかはカラー6ページ、モノクロ8ページという……


素直にリプレイを単行本で出してくれればよかったのに、1600円かぁ……


よくわかるのかなぁ(笑)。

*1:実に紛らわしい!