新米女神の勇者たち(4)
SW2.0リプレイの中で唯一順調な秋田みやびの「新米女神の勇者たち」シリーズ第4巻。
うーん、本当に順調だ。*1
あ、SWリプレイはパーティ名で呼ぶ慣習があるから、3巻でパーティ名付いたんだった。
〈ぞんざい勇者団〉シリーズ(笑)。
ビミョウに長いね。
ぞんざいシリーズが妥当かな。
ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち(4) (富士見ドラゴン・ブック)
- 作者: 秋田みやび,グループSNE,中島鯛
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2009/02/20
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 12回
- この商品を含むブログ (39件) を見る
第10話が、続いてきた女神誘拐事件の決着。
第11話は、いわゆる、ごくごくフツーな冒険者のお仕事としてミッションを引き受ける話。
第12話はパーティ・メンバーに焦点を当てる話。
今回が一番、バリエーションに富んだ一冊になったんではないでしょうか。
正直、このシリーズが始まった当初はそれほど面白いとは感じなかったんですが。
女神誘拐事件以降、本当に面白くなった気がする。
旧SWの神々は地上と接点がプリーストの信仰にしかない非常に遠い存在でしたが、SW2.0では人間もホイホイと小神になれちゃうし、だからコールゴッドでホイホイ顔を出せたりもしちゃう。
これこそが、SW2.0の魅力なんじゃないかと思うわけで。
だからこそ、ぞんざいシリーズでも語られる「小神の信仰のあり方」ってヤツが、非常に物語を面白くしていると思うのです。
ま。僕の周りじゃ、誰とは言いませんが。
「ラノベ臭くて、ファンタジー臭がしない」
という意見がありましたが。
そーんなコトはありません。
例えば、ギリシア神話なんかの神々は、こんな風にホイホイ地上に降りてくるじゃないですか(笑)。
そういう意味では、実にハイファンタジーなのです(笑)。*2
なので、このシリーズがSW2.0を牽引していると言って、過言ではありません。
この調子で、ほんわかとガンバっていただきたい(笑)。