イヴォルバー
少し、ネタを広げておこう。
萩野崇も出てるしな。
見かけた、マイナーブランドの特撮を手に取っていました。
全3巻。
(悶絶)
ヒドイ。
これはヒドイ。
もう、特撮加工が拙いとか、役者の芝居がヘタとかそういう次元ではない。
ありとあらゆる面で、プロフェッショナルの気配がしない。
まずもってストーリーがない。
せめて脚本だけでも面白ければマシなのに、ありきたりの設定、意味深なだけで解消されない伏線、意味不明の展開。
そして、終わったんだか終わらなかったんだかよくわからないカタルシスのないエンディング。
役者がヘタなのだって、低予算でCGが使えないのだって、脚本には関係ない。*1
だいたい、第1話がヒドイ。
「あの戦いから1年」
そう言いたいワケです。
例えば、仮面ライダーカブトがそうだったですが、渋谷隕石の落下を1話かけてやったりしないでしょ。
ナンと「あの戦い」を1話、えんえんと台詞もなくイメージシーンのような戦闘を繰り広げられても、心が挫けるだけです(涙)。
アクションはそこそこ。
ただ、撮り方と編集がヘタなので、もったりした感じがぬぐえません。
ライティングの不足、画面のメリハリのなさ、アングルのヘタさ加減、切り替えし撮影の手抜き。現場のスキルは大学の映研のレベルです。
今日日、ただサランラップを巻きつけられただけで拘束されるヒーローがどこにいますか!(大笑)
スーツのデザインは悪くない。
それだけに勿体ない。
……あと、萩野が出るだけ勿体ない(涙)。
*1:いや、まるっきり関係がないわけじゃないけど。それにしたって、それを補う形にはできるワケですよ。それをするのが監督とかプロデューサーの手腕なワケで。