なんて素敵にジャパネスク 人妻編(7)

なんて素敵にジャパネスク (人妻編7) (花とゆめCOMICS (3348))

なんて素敵にジャパネスク (人妻編7) (花とゆめCOMICS (3348))

人妻編、帥の宮編も佳境に入ってまいりました。
まぁ、ストーリーは原作を読んでおりましたので覚えているわけですが。
この帥の宮編は、大きなお話であり、ストーリー展開も大きいのですが、最終的には……あんまりしっくり来ないのですよね。
鷹男の話とか、吉野の君の話に比べると、カタルシスに欠けるというか、ナンというか。
一つには、ナンだカンだ言って、瑠璃姫が守りに入っちゃってることです。
独身時代はもっと突拍子もなかったのに。
だから、個人的にはここで終わりじゃなくて、もう少し話を続けて欲しかったのですが、原作者氷室冴子女史の逝去でそれも叶わなくなりました。
今回の巻末には、山内直実の献辞が入っています。
重ね重ね、残念です。
特に、ずっとコミックスを読んで、柱や欄外での女史との交流を読み続けてきたものとしては、なおさらです。


そういえば、なんて素敵にジャパネスクって、アニメ栄えすると思うんだよなぁ。
過去に2回ぐらいドラマ化はしてるけど。
やらないのかしら。
まぁ、源氏物語ノイタミナでアニメ化するから、当分は無理か……