魔法にかけられて

観に行きたかったんだけど、劇場まで足を運べなかった第３弾(笑)。
ディズニーのセルフパロディとでもいうべき実写作品(!?)。

魔法にかけられて 2-Disc・スペシャル・エディション [DVD]

この作品関連のケータイアプリで遊んだりもしておりましたが、ようやく作品を観ることができました。

ディズニーアニメの世界のプリンセス、ジゼルが、王子の継母である魔女に「永遠なんてものがない世界」つまるところ現代のアメリカに追放されて、アニメーションから実写に出てきてしまうというお話。
現実側の王子様役が、バツイチの弁護士で離婚調停の仕事をしている、なんて実に現代アメリカを体現した男で、「夢が現実になるなんてことはないんだ」なんて台詞でディズニーのコンセプトを根幹から否定している男なワケですが、現代にやってきてもディズニーワールドの世界観のままのノーテンキなジゼルの魔法にかけられて、ハッピーエンドを迎えます。

まぁ、ディズニー映画でハズれるはずはないと思いましたが、本当に面白い。
ジゼルは歌で動物を呼び出して、お友達として行動することができるわけなんですが、現代のＮＹで現れるのは公園の鳩と下水のネズミとハエにゴキブリ(失笑)。
「新しいお友達もいいものよね」って、どれだけポジティブなんだ(笑)。
魔法がちょろっと緩んだのか、毒のあるシーンもあったりして(笑)、ディズニー侮れません。
ディズニー好きや、こういうパロディの良さがわかる人なら是非オススメします。タモリ*1にはオススメしません。「ネバーギブアップ・ネバーサレンダー」な人にオススメします。*2

それにしても、ザンネンなのは、折角、こんなに魅力的な新しいディズニープリンセスなのに、肖像権の問題で正式にディズニープリンセスには加えられないらしいってのは、寂しいことで。
TDLに「魔法にかけられて」と「ファイアボール」のアトラクションを加えたら、行くんだけどなぁ(笑)。*3

*1:ミュージカルがキライで、「何故、歌いだすのかわからない」とのたまう感性の低い人を代表格。

*2:ギャラクシー★クエスト [DVD]

*3:ファイアボールだけでも充分に釣られますが。