若獅子の戦賦

表紙イラストはいかがわしいし、D&D3e*1だしな。
と、色々思うところはあったので、手は出していなかったのですが。

D&Dリプレイ 若獅子の戦賦 (HJ文庫G)

D&Dリプレイ 若獅子の戦賦 (HJ文庫G)

D&Dリプレイ2若獅子の戦賦-監獄島編 (HJ文庫G)

D&Dリプレイ2若獅子の戦賦-監獄島編 (HJ文庫G)

D&Dリプレイ3若獅子の戦賦-雷鳴山編 (HJ文庫G)

D&Dリプレイ3若獅子の戦賦-雷鳴山編 (HJ文庫G)

井上純弌に対する罪滅ぼしに購入しました(笑)。
ようやく全巻届きました。


ちくしょー。
面白いじゃないか。


トーチ・ポートを舞台としたこのリプレイは、意外や意外、ドンドンと大きな話が転がり始めて。
最終話では、ついに……あんなことに……
すっごくバカすぎて大好きだ。


それに、ソード・ワールドが2.0になって、これまで漂わせていた海外ファンタジー作品の臭いを、一枚また一枚と脱ぎ捨てて、国産ファンタジーに寄って行っている*2のに対して、やはりD&Dのセッション・グループは海外ファンタジーの雰囲気と、泥臭いまでのアメリカン魂を残していますなぁ。
……とは言うものの、D&D3eならコアルールは購入したものの、なんと言うか、もはや僕の手の出るところではなく。
日々進化している3.5eに至っては、もはや川の向こうを見ている様相。
実際にプレイするのは、難しいけれど。


グレイホークやガゼッタやクリンやフォーゴットン・レルムの風が、今も吹いていることは非常に嬉しい。

*1:いや、これはもう3.5eかな。

*2:それでも、アリアンロッドアルシャードに比べると、海外ファンタジー作品風味は残っているんですけれどね。