新米女神の勇者たち(2)
ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち(2) (富士見ドラゴン・ブック)
- 作者: 秋田みやび,グループSNE,中島鯛
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/07/19
- メディア: 文庫
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随分とパーティーバランスが変わるんですが、SWで4人はキツイと思いますので、正しい即戦力アップと言えるかもしれません。
そして……前巻を振り返って、最後の最後でムーテスがパーティに参戦することがちゃんと書いてあるのに気づきました。すっかり忘れてました(笑)。*1
3話構成。
今回は、ルーフェリアを離れ学研都市カイン・ガラへ。
そのせいでソラに絡む過去のストーリーが展開され、ちょっと衝撃的なクライマックスに……
いきなり*2NPC出して過去の恋人ですって、しかも……GMとしちゃ、いいのか? 大丈夫か? と思わなくもないんだけど。
まぁ、身内で信頼感があるからできるんだろう、と思われます。
今回、3話中、2話のシナリオのメインプロットが、言うなれば感情最優先で突っ走るパーティーに、大幅にスルー&ショートカットされ、使われずに終わっています。
旧作のように、GMがシナリオを考えたりする部分を書いてくれたり、幕間で「実はこういう構造でしたー」とかやってくれたほうが、GMの身としては面白いのだけれど。今回、そういう成分が少なめなので、ちょっと残念。
それにしても、グループSNE系のリプレイは、ゆっくり身内でキャンペーンをやっていくタイプなので、スロースターターだけど、そろそろいい感じで足並みが揃い始めている。
そしてワールド的にも、女神ルーフェリア様がパーティーの前に降臨、……とかスゴイコトになり始めている。
SW2.0はリプレイが3本並走しているけど、どれもパっとせず、メインストリームがないと感じていたが、これで少し安心。
あとは、もう少し使い勝手のいいシナリオ集を……(笑)。