訃報

……正直、人は誰でもいつか死ぬ。
先人は必ず、たおれて行くのだと思っている。


それにしても、自らが愛する人たちが斃れるのは、悲しいことだ。


http://mainichi.jp/select/person/news/20080607k0000m060046000c.html


野田昌宏元帥は、海外の御三家と同じ時代を生きた方だ。
既に御三家もなく*1、野田元帥はヴァルハラにて彼らと席を同じくして歓談していることだろう。
悲しくはあるが、悔しくはない。
心よりの敬礼でおくりたい。



しかし、氷室冴子女史のそれは早すぎた。


http://mainichi.jp/select/person/news/20080607k0000m040044000c.html


今、表題になっている「なんて素敵にジャパネスク」は、長いときを越えてコミックスの人妻編が連載中だ。
「ジャパネスク」には、実は結構、たくさんの思い出がある。
瑠璃姫は(特に初期の頃の瑠璃姫は)、僕の好みのタイプとして名を上げるキャラクターの一人でもある。
だから僕は「ジャパネスク」は帥宮編で終わっているとは思っていなかった。
きっと、いつか、続きを書いてくれると、信じていた。
祈っていた。


それがもう、叶わないのが悲しい。

*1:そういえば、近年発表されたアシモフの死因はショックだった。