安田均のゲームを斬る!

安田均お家芸(?)、ゲーム紹介の一冊です。
同じような本としては以前にも何冊か出してましたが、今回は最新版、かつノベルズサイズ、1260円とお手軽です。

ゲームを斬る! (Role&Roll Books)

ゲームを斬る! (Role&Roll Books)

[bk1はこちら]
この本、ソニーマガジンのAX誌のコラムや同HPのコラム、それを引き継いだ形の幻冬社のコラム、そして最近のRole&RollRPGamerのコラムなどをまとめたものとなっています。
その関係上、2003年が跳んでいるんですが(笑)。


これを読んで思うのは、やはり安田均はゲームを紹介してナンボだな、ということです。
財産です。
ハッキリ言って、アナログ・ゲーム業界の一つの宝です。
SNEは営業がいないから、こういう価値ある財産をうまく活かせないんだろうなぁ。2003年が跳んでいるのがものすごく勿体ない。


ただ、やっぱりRPGに比べるとボードゲームは単価が高くかさばる、日本ではあまり大市場にはなりえない。
僕ですら、いいなぁ、と思っても、この中で買うのは1つか2つぐらいだろう。
もっと、ボードゲームが一般的になってくれると嬉しいんですけどね。でも、そうすると国産の粗製濫造が起こって質が低下するんですけどね(笑)。