と学会年鑑YELLOW

トンデモを楽しむ団体、と学会の例会の発表とトンデモ本大賞の選考会の様子をまとめた「と学会年鑑」、その第5弾です。

と学会年鑑YELLOW

と学会年鑑YELLOW

[bk1はこちら]
トンデモ本大賞は2004、2003年度内に発売されたものが対象。各会員の発表も、最近のものとして扱われているものが2002年から2003年にかけてなので、2003年度内の活動のものなのだろうと思われます。


正直な話、この「年鑑」シリーズは、他のと学会の本に比べると薄味です。
やはり、山本弘唐沢俊一植木不等式志水一夫らと言ったプロの面々が達者な筆致で紹介するのに対し、こちらはあくまで一般人を含む会員一般の発表の、口述からの筆記です。
うすネタなのはやむを得ないでしょう。
しかし、せめてもう少し早く出ないものですかねぇ……
うすネタだけに、とっと今更感があるものも多いんですよね、「年鑑」シリーズは。


今回特筆すべきは、私は去年のトンデモ本大賞2005を観に行きまして、そこで知りましたが、明木茂夫の中国関係は今回が初お目見え。この人のは、実に面白い。
http://www.chukyo-u.ac.jp/educate/live/teacher/card/s-akeki.html
そろそろ、と学会もこの人をフューチャーして1冊出したほうがいいんじゃないでしょうか。*1もう1枚、看板役者が増えると思いますけどねぇ。

*1:同人誌は昨年、買わせていただきましたけど。