冬クールの終わり

今クールのドラマもあらかた終了。
一昨日、西遊記を書いたから、残りをちょっとばかり。


小早川伸木は、近年、最終回といえば延長版ばかりなのに、きちんと時間枠どおりで終わってくれてありがたい話です。
文章を規定枚数で納める、音声や映像をきちんと時間通りに納める、その難しさを知っているだけに、最終回といえば尺を伸ばす風潮はあまり好きではありません。


さてこの番組、最初見始めた当時は女性陣はメンタル面どうかいう感じだったんですが、男は本当に格好いい。いや、ルックスが、という意味ではなくて見せ場がある、という意味で。
派手さはないけれど、いい番組でした。
相方は年齢層が高すぎて、着いて来れないと言っておりましたが。


ダイス……もとい、神はサイコロをふらない。
アインシュタインの古い言葉ですが、量子力学が幅を利かせている現代においては時代遅れ。それを置いてすら、使い方がビミョウに間違っています。
それは良しとします。
まぁ、緩ーい現代モノだから、SF的な解決はないと思っていましたが、まぁ、そんな感じのエンディングでした。
ヘンにタイムパラドックスに挑戦してサウンド・オブ・サンダーみたくなってもたまらないですし。
それに、テーマはそういうSF的なところではなく、10年という時間を越えて、過去を向き合うことだったり、現実と向き合うことだったり、限られた人生をどう生きるかといういことだったり現代モノなので。
最近の風潮で、また不治の病とか出されるよりは素直に見れるというものです。
……やっぱマイクロブラックホールとか言い出さなければいい作品だったのになぁ(笑)。
時を越える、というテーマは好きです。
今回のように過去からの一方通行であっても。そもそも「夏への扉」だって、最初の舞台はそうだしね。


夜王。
ラス前一週は女王の教室を見たために録り逃したわけですが。
そーいうことで、最初の5分でジェットコースターに取り残された気分だよ(笑)。
結局、クイン・ベリル様がラスボスってことで、いいわけですね(笑)。
そして、何気に特撮ヒーロー率の高さはどうしたもんでしょう。僕らを萌やし殺そうというのでしょうか(笑)。
もともとレギュラーにG3、龍騎がいて、ちょっと落ちますが主人公側にネクサスの石掘隊員がいて。歌舞伎町四天王にはガオレッドが、今回クイン・ベリル様側ホストクラブには威吹鬼さんとネクサス孤門がいて、ラストで大阪のホストクラブのNo.1がゾルダ。
まぁ、そもそもロミオのNo.1がX星人だしな。
あの面白い喋り方ももう見れないかと思うと、ちょっと寂しいな(笑)。


水商売テーマは好きじゃないんだけど、面白かったな、うん。
最初のころはTOKIO松岡がヤボいなぁ、と思いましたが、そういう演出だったんだと思うと許せる気がします。
というか、この無駄にヒーロー終結の最終回のためだけにDVD買おうかな(笑)。