Role&Roll SP3

いえ、買ったのは月初ですが、手元にあるので一筆。
SP1がBRP、SP2がGURPS第4版。そしてSP3が「スピタのコピタの」の特集です。
っていうか単行本。
裏表紙に単行本だって書いてあるし……
でも背表紙は今までと同じフォーマットなんだよな。あくまで「スピタのコピタの」は記事の一つの扱い。
そもそも形態が今までと違う、表紙は二色印刷で、コートしてあるカバーが付いています。確かに単行本だ。
どっちかにしろよ(苦笑)。
緑一色と言えば富士見でマギウスの紹介マンガを結構描いたはずなのに、版権モノだからまず単行本化は期待できないし。
可哀想に……


Role&Rollは全号持っているので、書き下ろしのガンドッグ以外は目新しいところなし。
ただ、各話の末尾に、見開きでそれぞれの題材のゲームについて解説が載っているが、使用するダイス、ゲームの目的、既刊サプリメント網羅などとよくできている。
モンコレとソード・ワールドは、小説やリプレイが網羅されているので、解説というよりは目録(笑)。
これだけ点数が多いならもう2ページ割いても良いのでは(笑)。
って言うか、SNE/富士見系はきちんと刊行物を整理してくれるとありがたいのですよ。
公式サイトないし。
parfois vol.4のとき、うちのボスと六門世界を勉強しようとしてびっくりしましたもん。SNEのサイトは既刊情報が2年ぐらい止まってるし。発効日順に列記してあるだけなので、シリーズ名が書いていないやつはシリーズかどうかはわからないし。
リニューアルでとりあえず、シリーズ順にソートされてわりと近刊のものまで加わったけどね。
正直心配。


ちなみに、第一回で「スピタのコピタの」は意味がわからない、と書かれていますが。
僕は「好いたの恋いたの」が訛ったものではないかと思うのです。
そう言えば、父方の祖父母かそういう言い回しを遣っていたような気がするのですよね。「好いたの恋いたの、浮ついたことを〜」みたいな。
慣用句的に「くだらないこと」の修飾語になっちゃったのが「スピタのコピタの」なんではないかと思うんですが、語源は若者の恋愛をくさす言葉だと思うんですよね。


つまり。
著しくRPG関連マンガには似合わないタイトルなんじゃないかと(笑)。

Role & Roll(ロール&ロール)SP3 スピタのコピタの!すぺしゃる

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