ファースト＋ペイン

ナンか、富士見書房の肩書き的には既に「小説家」。
矢野俊策の新作は、自身がデザインしたダブルクロス。

アリアンロッド・サガがまだ完結していないうちに平行進行なんですが、ホント、大丈夫なんでしょうか。
F.E.A.R.も富士見書房もチャレンジャーだなぁ。

TRPG冬の時代以前とは逆に。
ブギーポップ以降の現在のライトノベル業界的には、現代異能モノはありふれています。
それだけに、どうしても剣と魔法のファンタジーであるアリアンロッドに比べて、点が辛くなってしまうんですが。

決して悪くはないんですが。
ダブルクロスという世界のファンであることを差っぴくと、フツーの現代異能モノだな、と言う印象が拭えません。
まぁ、もともとダブルクロスというゲームそのものが、現代異能モノの王道を目指していたんですから、仕方ないのかもしれませんが。

その王道である部分と、中二病的なというか濃ゆい部分と。
僕個人的には、ちょっと違和感を感じるところはありますが。
習作、……かな。
ま、続くみたいですし。そのうち、うまく攪拌されると思います(笑)。