神曲奏界ポリフォニカ

コミックス版クリムゾンの第4巻。
そして、しばらく前にホワイトも1巻が出ていたのに、今頃気付きました。

神曲奏界ポリフォニカエターナル・ホワイト 1 (プリンセスコミックス)

神曲奏界ポリフォニカエターナル・ホワイト 1 (プリンセスコミックス)

クリムゾンSは、これまで隠されてきたプリネシカの秘密が露見し、ペルセルテとプリネシカがそれを乗り越えるまでのお話。
キネティックから入った人は何も思わないんでしょうが、GA文庫から入った僕としては、プリネシカの秘密が明かされるのがこんな最近の話だったんだ、というのがやっぱり意外。*1


文庫版クリムゾンSを先に読んでいる身としては、この辺からビミョーに中だるみする感があるので、その辺をコミックス版ではどう調理してくれるかな、と言うのが、今後の興味あるところ。


そして、待望のホワイト。
読みたいなーと思っていたのですが、これだけソフトバンククリエイティブのコミックスではなくて、秋田書店のプリンセス・コミックスだったので発売に気付いていませんでした。
これできなこひろ、凪かすみに続いて三人目の絵、ということになるんですが。
これだけ描き手が変わっているにもかかわらず、クリムゾンやブラックほどイメージのズレがありません。*2


このコミックス版ホワイト1巻。
タイトル通り原作1巻「エターナル・ホワイト」の、だいたい6〜7割あたりのところまで進んでいます。
途中のスノウドロップがお嬢様にお仕えしているところやブランカと出会ってからの心理描写とか、適当に刈り込んでテンポよく進んでいる感じがあります。
まあ、そのため、スノウドロップが刀を振り回す印象や、ブランカが漬物好きという辺りが弱いのですが。
……まぁ、なくてもいい印象かもしれません(笑)。


ああ、でも、アニメ第一期でレンバルトが誰に梅干しを売りつけられたのか、を想像するには、そこは欠かせないんですけどねぇ(笑)。

*1:もちろん、文庫版クリムゾンSで既に読んでいますが。

*2:クリムゾンは申し訳ないがコミックス版はスタート当初は余りに拙過ぎたし、ブラックは米村孝一郎クセが強すぎ。