神曲奏界ポリフォニカ レオン・ザ・ゴールド

今月のポリフォニカは待望の新シリーズ。
レオン・ザ・ゴールド。
これはレオン・ザ・リザレクターに次ぐ、新シリーズだ。

彼の周りにいるのは、裏通りの仕事から足を洗ったロレッタら女性陣。そして精霊監査官マトリ・マタリスキ。
……何も変わってません(笑)。
それに加わるのは、神曲楽士の卵になったシェリカと猫の姿の精霊セヴン。


前作で、最初の契約楽師から引きずっていた呪縛から解かれたレオン。
新たな事務所には「レオンガーラ探偵事務所」の看板がかかっている。


が。
今回の話は、探偵仕事ではありません。
いつも裏社会関連のトラブルに巻き込まれるレオン。
今回は、彼を敵と狙う女から命を狙われます。
そして、レオンはそんな女に、「魂の煉獄」と呼ばれる遺跡の存在を語ります。
精霊島にあったとされる遺跡。
今回は遺跡荒らしです。


いきなり精霊島に関わる話か……。
今までのレオン・ザ・リザレクターはレオンという一人の精霊の、いわば身近なテーマばかりで。
他の作品、クリムゾンやブラック、ホワイトのように世界設定に関わるテーマには触れてきませんでした。
それが、この新シリーズでは原題の最大の設定とも言えるケセラテ自然公園に墜ちた精霊島、これに言及してきました。
ブラックにゴールド、本格的な二本立て。
大丈夫か、大迫純一(笑)。


読むほうは楽しみだけどね。