新世紀エヴァンゲリオン序

北さんがエヴァの映画の話をしてましたので、思い出して遅ればせながら第一部「序」を観ました。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 通常版 [DVD]

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 通常版 [DVD]

自分は、リアルタイム時にTV放送を見、当時パソコン通信に心理学面やオカルト面から見た考察を毎週いっぱい書いてました。
……いやな子供だな(笑)。


それはさておき。
自分の中ではエヴァンゲリオンという作品はTV放送で完結していましたので、その後、DVDなどで見返すこともありませんでしたし。
旧劇場版も見ていません。*1


さて、そんな自分から見て本作、「序」は。


よく出来た、リテイク版。


という感じ。
特に、今回はラストシーンの追加を除けば、基本ストーリーは絵コンテの部分まで基本的にはTV放送時のまま。
総集編という感じです。
絵そのものは現在の映画事情に合わせて作りなされていると思いますが。
その結果、ミサトさんちの冷蔵庫に入っているのがエビスボールonlyではない、というような大人の事情的なところがあったり(笑)。
あと、ちょこちょこと説明的なワンシーンが追加されているという印象でした。


ただ、一つ、大きな違いが。
それは、エヴァンゲリオンを象徴する一人のキャラクター。
綾波レイです。


えっと……
明るい、です。
無口なのは変わらないんですが、表情が少し変わっていて、TV放映時にあった人間らしからぬ不気味さがなくなっています。
まるでヒロインみたいです!(笑)
そのため、シンジ君も病的な雰囲気がなくなっているし。
全体的に、フツーのアニメって感じがします。


なるほどね。
続編「破」で、アスカの苗字が変わって、というようなあたりも、この辺に付随するものなんだろうなぁ、という気がします。
まぁ、悪く言えば「ゆとり世代用」、良く言えば「一般人向け」です。


嫌いじゃないです。

*1:一作だけDVDで見たけど、アレがどれなのかよく覚えていません。