その一瞬を切り取れるように

愛用していたデジカメが、ちょっと故障しました。
どうやらレンズカバーの稼動部が外れたか破損したらしいんですが……
撮影自体には支障はないんですが、何かの拍子に致命的な状態になるとも限りません。
僕は、こういうものに愛着を持ってしまう質なので、それは耐えられないので、急遽、新しいデジカメの購入を決意しました。
修理は追い追い考えます。
何しろ、今の価格帯だと、新しいデジカメを買うのも修理も大して変わりなくなっちゃうので。

僕はデジカメは基本的に玩具だと思っています。
スチールカメラは銀塩でナンボ。
フィルム写真は光と影の芸術であって、CCDで撮影するデジカメは、所詮はよくできた玩具です。なので、デジイチとかに行くつもりはありません。
それでも、これまで僕が使ってきたデジカメはペンタックス、ミノルタ、ニコンと、カメラのメーカーの物ばかりで、ソニーやパナソニックやカシオは念頭にありませんでした。

それは今回も同じ。
これまで、デジカメの使い方としては、常時持ち歩いてフラっと使う、と言うことを考えていたため、何より故障の確率を低くすることを優先的に考え、レンズが迫り出すタイプではなくフラットタイプを選んでいました。
ところが……今の段階だと、フラットタイプだとめぼしいものがない。

今回、急なことだったんですが、前回、探したときに目星がついていたので助かりました。
当初デザイン重視で惹かれていたのが、
ソニーのとか、フジフィルムの。
この辺が魅力的ではあったんですが、今の段階では値段とスペックを考えるとどーしても割高感がある。
何か、割引セールとかなら良かったんですが。

ならば……と吟味した結果、ズームレンズタイプのニコン製品になりました。

Nikon デジタルカメラ COOLPIX (クールピクス) S710 ディープレッド COOLPIXS710R

こいつを選んだのは、どちらかというとスペック重視、抜群のISO感度と手ブレ補正の性能。
何より、感度や絞りなどをマニュアルで設定できるのがスバラシイ。
そして、起動が意外と早いのが決め手でした。

実際使ってみて、気になる点は、ファイル保存の際のフォルダや名前が選択できないこと。
設定の保存が自動で、モードを切り替えるとフラッシュ禁止などの設定が解除されちゃうこと、ですかね。
暗所でのモード切替は要注意です。ハイ。