オタク女子研究 腐女子思想大系

オタク女子研究 腐女子思想大系

オタク女子研究 腐女子思想大系

[bk1はこちら]

神代さんに、是非読み給へ、と拝領したのがこの本。
ナンだかなぁ……(笑)。


確かに、電車男以降、オタク男子を肯定する傾向があり、どうかなぁ、と思うわけですが(苦笑)。*1
本書では、何故オタク女子はオタク男子に比べフィーチャーされないのか、という点から。オタク女子の生態などを披露しています。


非常に面白く、僕は特に納得させられる点が多かったワケですが、神代さんは小首を傾げて、ちょっと薄味だと言っておりましたが、僕に取っちゃ神代さんが辛口なんだろうと思っております(笑)。
ただなぁ、これを読んで、僕は非常に共感させられるのであります。
オタク男子はすべてを捨てて一筋にオタク人生を謳歌できるけれども、オタク女子は世間の目を気にしつつ、オタク趣味と現実の交友関係や恋愛を並立する、なんてのはむしろ僕はオタク男子にはまったく共感できませんが、オタク女子には共感しまくります。
僕は自分がオタクだと思ったことはありませんが*2、この本を読んで、ああ、僕は「オタク女子」型オタクなんだあぁ、と。
僕もオタクでいいんだ!
と悟った次第でございます(笑)。

*1:キモカワイイと同じで、要は珍獣ブームなんだと思っていますので、今調子に乗っている人は後で痛い目を見ると思います。

*2:オタクという言葉の中には、他の何を捨て去っても極めたいという精神と学研の性質があると思っているので、僕みたいに中途半端で、知識量も技量もない人間がオタクを名乗るのは僭越な気がするのです。