京ぽん

今更の人もいると思うが、僕は熱心なPHSユーザーです。
料金面は勿論だけど。音のクオリティ、人体や医療機器への影響なども考えて、誇りを持ってずーっとPHSを使ってきました。
途中ASTELから乗り換えましたけど。こればっかりはしょうがないし。


二三日前、WILLCOMが新機種4種を発表して、周囲は沸いた様子。
京ぽんから京ぽんに乗り換えたばっかりとしてはちょっとビミョウですが、市場が活性化するのはいいことです。
っていうか、PHSユーザーみんな同じ機種なのもちょっと辟易としていたので(苦笑)。


それはそれとして。
その前後だったと思うんだけど、DoCoMoが、というよりはNTTが、IP電話とケータイの番号をポータビリティにして共有化し、ケータイを自宅では家電として使おう、という計画を立てている、という記事を見た覚えがある。
探したんだけど、見つからない、どこで見たのやら。
よくケータイのユーザーは何かにつけてはPHSのスペックを下に見ることが多いんだけど。
そもそもそんなのと同じ土俵に立つことはないんだよ。概念からして別物なんだから。
移動帯のケータイと(固定電話を)個人で持とうという発想のPHS
今回の自宅で使おうってのは、固定電話弱体化による規制緩和や技術上の成果なんだけど。そもそものコンセプトとしてはPHSがやってきたこと。
サービス開始当初、ASTELのラインナップでパナソニックのもので2機種ほどしか作られなかったと記憶しているが、自宅では固定電話の子機として連携使用するタイプの機種があった。
もっとも今と事情が違うので、機能をPHS公衆モードと子機モードでスイッチングしなくてはならなかったから、当然流行らず、後継機からはオミットされてしまいました。
そういえば、トランシーバーモードもオミットされたなぁ。
WILLCOMは現在、PHSであることの利点を活かそうとせず、何かにつけて「ケータイ」という用語を使いたがる。
もっと健康に配慮し、音質の確かなPHSというシステムを、誇りを持ってアピールしてもらいたいものだ。
悔しくてたまらない。